会長挨拶
2015-16年度RI第2700地区
田川RC
会長 済城 靖彦
「目を開け、耳を澄まし、手を開こう」
昨今RIの規約は、私が田川ロータリークラブに入会させて頂いた頃に比べる
と、大きく変わって参りました。ロータリーの基本である例会の出席も、今の時代
を反映するかのようにインターネットを通じて参加できるようになり、メークアップ
も可能になりました。どんな会社や組織も、時代の流れと共に大きく変わってゆく社会環境の中で生き残りを図るため、試行錯誤し、創意工夫を重ねながら変化を遂げているように思えます。
今期のK・R・ラビンドランRI会長(スリランカ・コロンボRC)は、「『人は手を閉じて生まれ、手を開いて世を去る』また、『己の才能は、天から授かったもの』とも言われます。ですから私たちは、その授かりものを(世の中に)お返しするのです」と言う考えから、今期のRIのテーマを「Be a gift to the world:世界のプレゼントになろう」と決められました。実に宗教的且つ、哲学的な奥の深い言葉のように思われます。一方、本田正寛(福岡RC)ガバナーは、日頃からロータリークラブに対して抱いていた思いを伝えたいと言うお気持ちから、「考えよう、ロータリーの多様性と主体性を」と言う言葉を、今期の第2700地区のテーマとして決められました。この2つのテーマを考え合わせた場合、次のような解釈が出来るように思えます。「ロータリーの多様性と主体性を考え、地域(世界)のプレゼントになろう」
このお二人のロータリーに対する熱い思いを受けて、私は今期の田川ロータリークラブのテーマを「目を開け、耳を澄まし、手を開こう」とさせて頂きました。このテーマには、「しっかり目を開け現実を見つめ、耳を澄まして風の音を聞き、手を開いて地域に貢献しよう」と言う願いが込められています。また、具体的なクラブの活動目標として、覚え易く語呂合わせの良い「あ・か・さ・た・な」の5つを挙げさせて頂きました。
「あ」・・・明るく楽しい例会づくり
「か」・・・家庭集会を開こう
「さ」・・・サークル(同好会)をつくろう
「た」・・・田川の事を考えよう
「な」・・・仲間をつくろう(会員増強)
2年後には、このクラブは創立50周年を迎えます。創立当初より苦労され、現在に至るまでの歴史を創って来られた先輩諸氏の名に恥じぬよう、私なりに一所
懸命努めさせて頂くつもりでおりますので、会員の皆様方のご協力を宜しくお願い致します。
PR